システムの常時保護

常時システムを保護する機能は、SpIDer Guard コンポーネントによって実行されます。SpIDer Guard はデバイスのメモリ内に常駐し、ファイルが変更または保存された際にそれら全てのファイルをスキャンします。

常時保護機能を有効にする

Dr.Web の初回起動時に使用許諾契約へ同意された後、常時保護機能は自動的に有効になります。無効にする、もしくは再度有効にするなどの操作を行うには、メイン画面で SpIDer Guard セクションをタップしてください。

SpIDer Guard を有効にすると、デバイスのファイルシステムに対する保護が開始されますアプリケーションを閉じてもモニターは動作を継続します。

脅威が検出されると、それら脅威のリストが表示されます。脅威のリストは全ての脅威に対して アクション が適用されるまで閉じることはできません。ロック画面に、検出された脅威に関する通知が表示されます。通知をタップすると脅威のリストが表示されます。

 

注意!

デバイス上のメモリを削除した場合、SpIDer Guard は動作を停止します。リアルタイムでの常時アンチウイルス保護を再開するには、再度 Dr.Web を開いてください。

 

SpIDer Guard 設定

SpIDer Guard の設定を行うには、アプリケーション設定画面を開きます(図 3 参照)。

アーカイブ内にあるファイルのスキャンを行うには、SpIDer Guard セクションの アーカイブ内のファイル チェックボックスにチェックを入れてください。

 

注意!

デフォルトでは、アーカイブのスキャンは無効になっています。アーカイブのスキャンを有効にすると、システムパフォーマンスの低下やバッテリー消費の増加を引き起こす可能性があります。アーカイブ内のファイル の有効/無効に関係なく、SpIDer Guard は全てのAndroidインストールファイル(*.apkおよび*.bar)のスキャンを実行するため、アーカイブのスキャンを無効にすることで保護レベルが低下することはありません。

 

アドウェアやリスクウェア(ハッキングツール、ジョークプログラムを含む)の検出を有効/無効にするには、SpIDer Guard セクションの オプション をタップし、アドウェアリスクウェア のチェックボックスにチェックを入れる、またはチェックを外してください。

統計

アプリケーションは、SpIDer Guard の動作(有効/無効、デバイスメモリやインストールされているアプリケーションのチェック結果、脅威の検出)に関するイベントログを記録します。アプリケーションの動作は 統計 画面の アクション セクションに表示されます。